【大小ゲーム】マカオのカジノの勝ち方を、確率から考える

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大人が夢を見る街マカオ。
東洋のラスベガスと呼ばれるマカオは、近年大型リゾートホテルの開発も盛んで、大人のテーマパークと化しています。

日本からもLCCを使って非常に安く行けるということもあり、二年ほど前から年に数回行くようになりました。そして、カジノという映画のセットのような風景が広がる空間で、一瞬の夢を見るのがちょっとした楽しみになっています。

私は、マカオのカジノでよく大小というゲームをするのですが、今回はそのゲームの勝ち方を確率から考えてみました。
結果はどうなったでしょうか。

大小ゲームとは

そもそも大小というゲームは、3つのサイコロの出目の合計を予想するシンプルなゲームです。
3つのサイコロの出目の合計が4~10が小で、11~17が大となるが、3つのサイコロの目が全て同じとなるいわゆるゾロ目が出た場合は、大でも小でもなく、デーラーの取り分になるというもの。

マカオのカジノでよく見るゲームです。

かけ方はいろいろあるのですが、大か小かを当てるものが一番オーソドックスなかけ方となります。

詳しくは過去の記事をご覧ください。

今回はその大小ゲームの勝ち方を、サイコロの目が出る確率から考え、実践してみようということです。

勝ち方を考える

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普通にやると、カジノ側が勝つらしい

まず一番オーソドックスなかけ方、大か小を考えてみます。3つのサイコロの出目の合計が4~10が小で、11~17が大。

このかけ方で当たった場合の配当は2倍。
1/2の確立だから当然かと思いますが、正確には1/2じゃないんです!

大が出る確率を算数的に考えると

・3つのサイコロの出目のパターン
→6×6×6=216通り

・ゾロ目6通りは大でも小でもない
→216-6=210通り

・2で割る(小を除く)
→210÷2=105通り

大の出目のパターンは105通りとなるわけです(小も同じ)。
そして大が出る確率を求めると…。

大が出る確率
→105通り÷216通り=0.486111…

48.6%
そうです。大が出る確率は50%じゃないんです!

50%より低い確率48.61%。
それに対して配当は2倍

恐らくこの部分が、『普通にやるとカジノ側が勝つ(儲かる)仕組み』と言われる所以だと思われます。
要するに、出る目の確率に対してプレイヤーには正当に対価が支払われてない(当たり前といえば当たり前ですが)。

これは、どのかけたかでも同じです。

『出目の確率に対して、プレイヤーには正当に対価が支払われてない』

この部分をまず頭の中心にしっかり置いておきます。
プレイヤーは、常に不利な状況からスタートする。

それを覆すために策を練ろうというお話です。

オーソドックスなかけ方で勝ちたい

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一番オーソドックスなかけ方、大か小か。3つのサイコロの出目の合計が4~10が小で、11~17が大。このかけ方で勝ちたい。

というか、このかけ方に限らず先程の前提、プレイヤーが不利な状況から一番確率高く勝とうとするには、偏りのある台を選ぶことです。

偏りのある台を選ぶ

大か小かどちらが出るか48.6%、ざっくりいえば50%なのに、台によっては大が連続して出ていたり、小ばかり出ている台が結構あります。
そこに乗っかるという仕組みです。

例えば

大大大大大大大大大小小小小(順番左から)
という出方の台があるとして、次は何となく小が出そうな気がしませんか?
なので小にかけてみようという流れ。

大大大大大小小小小小小大大
という出方の台があったら、これも次は大だろうから大にかけてみようということです。

こういう偏りのある台を選ぶことで、当たる確率を上げていくのですが、そもそもこういう偏りのある台ってそんなにありません。

ふつうは
大大小小小小小
といった感じで、次に大が出るのか小が出るのか読めない台がほとんどです。
ではどうするか。

マカオにはホテルに併設されたカジノ場はいっぱいありますが、カジノ場には大小ゲーム以外にもブラックジャックやバカラ、ルーレートにスロットマシンもあります。大小ゲームの台が少ないと、おのずと偏りのある台も少ない…。

なので、大小ゲームの台がいっぱいあるカジノに行けば、偏りのある台が沢山ある可能性が高いということで、私は大小ゲームをするときは必ずといっていいほど、ベネチアンマカオに行きます。

ベネチアンマカオは読んで字のごとく、イタリアのベネチアを模したホテルでカジノも併設されているのですが、そのカジノの広さは世界最大といわれています。そして大小ゲームの台も恐らくマカオで一番多いのではないのでしょうか。

大小ゲームで勝つなら、ベネチアンマカオでするのが一番確率が高いのではないかと思います。

トータル(出目の合計)をピンポイントで当てたい!

大小ゲームを初めてやった時から、この3つのサイコロの合計数(通称トータル)をピンポイントで当てたいとずっと思っていました。

しかし、サイコロの出目の数の合計、3~18までの16通り。当たる確率も配当もマチマチですが、大か小かのかけ方より確率が低いのに普通にかけて当たるわけがありません。

しかし、算数的に確率を算出し深く見ていくと、当たる確率を上げることは十分に可能と知りました。

トータルの出目の確率を知る

3つのサイコロの目の合計の、それぞれの確率は以下の通りです

合計数 パターン(通り) 確率(分数) 確率(%)
3 1 1/216 0.46
4 3 3/216 1.38
5 6 6/216 2.77
6 10 10/216 4.62
7 15 15/216 6.94
8 21 21/216 9.72
9 25 25/216 11.57
10 27 27/216 12.5
11 27 27/216 12.5
12 25 25/216 11.57
13 21 21/216 9.72
14 15 15/216 6.94
15 10 10/216 4.62
16 6 6/216 2.77
17 3 3/216 1.38
18 1 1/216 0.46

狙い目は9・10・11・12

上の表を見ての通り、確率的にはなかなか当たりそうもないです。

しかし、表の中段部分、9~12は確率が二桁になってます。
この部分はやりようによっては狙えそうな気がしませんか?
特に10か11が出る確率は12.5%もあります。

結論から言うと、この二つの数字を中心に狙います。
どこで狙うか。偏りのある台です。

大がずっと出ている台で、次も恐らく大が出るであろうという状態を考えます。
仮に、次は必ず大が出ると仮定すると、大のなかで11が出る確率は
→12.5÷48.61=0.257

25.7%になります!

4回に1回出るのに対し配当は7倍!これは勝負をかけても悪くない数字だと思いませんか?
(あくまで大が出ると仮定するとですが)

このかけ方、ちゃんと読み切ればですが、かなり当たります。
ハッキリ言って私は、確率48.6%の大か小かより、圧倒的にこちらのかけ方の方が当たります。(ちゃんと読み切ればですが)
そして当たった後にデーラーから配当を受ける際は快感です!
(ほとんどの人が大か小かの2倍で配当を貰う中、自分だけ7倍の配当!)

また、このトータルでのかけ方の素晴らしいところは、コイン一枚から掛けれるところ。

通常、大小ゲームは台ごとにmin bet(最小掛け金)が決められています。
ベネチアンマカオでもmin bet300ドル(約4,200円)や500ドル(約7,000円)がありますが、
これは一番オーソドックスな大か小、奇数か偶数かの配当2倍のものに対しての最小掛け金なわけで、このトータルやゾロ目などは、一枚からかけれます。

なので、たとえmin betが1000ドル(約14,000円)の台でも、このトータルでのかけ方なら掛けられます。

勝つ確率をどんどん上げる

上記の二つのかけ方を踏まえて勝つ確率をどんどん上げていきます。


①偏りのある台を選ぶ(大が連続している)
②次も大が出そう
③大にかける
④さらに11にもかける

上の例の④をもう少し細かく見ると、
大が連続して出ていても、もし直近に11が出ていると、連続して11が出る確率は少ないので、大の中で11の次に出る確率が高い12にかける。

①偏りのある台を選ぶ(大が連続している)
②次も大が出そう
③大にかける
④大と12にかける

もしくは
大が連続して出ているが、もし直近に奇数ばかり出ていると同じ奇数である11の出る確率は少ないので、大の中で11の次に出る確率が高く、偶数の12にかける

①偏りのある台を選ぶ(大が連続している)
②次も大が出そう
③大にかける
④大と12にかける

これは、小が連続して出ている台で、小と10を狙う際にも同じことが言えます。


もしこのかけ方で当たると、大小での配当2倍に加え、トータルでの配当7倍が加わり、一気にコインが増えます。

大が連続していて次も大がくる可能性が高い時に、コイン一枚を加えることで広がる夢。
このかけ方は非常におすすめです。

逆張りをする

大か小か当たる確率は48.6%。
ざっくり言えば二回に一回当たるはずなのに、これが面白いくらいに当たらないんです、ホントに。

『確率ってどうなってんの?』と言いたくなりますが、そんなに当たらないなら自分がかけたいと思った方と反対にかければ当たるんじゃないの?
というのが逆張りです。

ハッキリ言ってこれは、確率がどうとかの科学的根拠は一切ありません。
感情論というか、やけくそに近いかもしれません。

が、私は、毎回初日の前半がとにかく当たらなくて、この逆張りを試したことがありましたが、結構当たりました。

ですが、この逆張りが難しいのは、どこまで本気でできるか、ということです。
通常通りかけて当たらないから逆張りをしているのに、逆張りで外れが続いたりすると、いったい何を信じてかければいいのか分からなくなってくるんです。

『逆張りで外れたから、次は通常通りかける→外れたからやっぱり逆張り?ん?』みたいな…。

なので私は、とにかく初日の前半が外れまくるのを逆手に取り、時間限定で逆張りをするようにしています。

ゾロ目を狙う

3つのサイコロの目が全て同じになる出目。全6通り。

確率は
6÷216=0.02777…
2.78%です。

配当は確か36倍
これは当たらないです。
私もまだ狙って当てたことはありません。

100回振って3回も出ない。50回振っても2回出るか出ないかなのに、それがここ!っていうところで出るんですよね…。

バックパッカーの必読書『深夜特急』でおなじみの沢木耕太郎さんも、マカオに訪れた際に大小ゲームの虜になり、一時は旅費のほとんどのスルことになったそうですが、その時かけ方の軸となったのが、このゾロ目だったようです。

沢木氏は、大小ゲームの台をまずじっくりと観察したそうです。

そして、出目に偏りのある台(大が連続して出ている)に人々が集まり、『次も大だろう。』『いや、次はさすがに小だ!』といった具合に大にも小にも掛け金がどんどん集まり、それが臨界点に達したときにディーラーの取り分であるゾロ目が出ることを見破り、そして一度当てたそうです。

その後、ゾロ目狙いで大金をつかむ夢を見て、どんどん泥沼にはまっていったそうです…。怖いですね。

私もこの話をもとに、ゾロ目の出方を観察してみたのですが、大にも小にも掛け金が集まり、臨界点に達してるのに…出ないんですよね。
ただ、最近、何となくですがゾロ目が出るタイミングが分かって来たような、分かってないような気がするのですが…。

分かり次第、追って記事にしたいと思います。

まとめ

と色々書いてますが、これらはあくまで机上の理屈の話です。

実際にカジノという現場に立つと、冷静さを失い、どんどんテキトーに掛けて、そして負けるんです。
あれだけ確率の事を頭に叩き込んだはずなのに…。

人間は感情の生き物といわれますが、ほんとに感情が作用して非合理的な行動を取ってしまうのです。

いかに冷静でいられるか、これが大大大前提です。

そして私も偉そうなことを言ってますが、50万円とか100万円とか大きく勝ったことはありません。
ほとんど負けたことはありませんが、毎回旅行代がタダになる程度の勝ちで収まってます。

ただ、カジノという非日常空間で、いつか見た映画の、カジノで大金をつかむ主人公になる夢を
年に数回見に行くのも悪くないかなと思い、この記事を書いてみました。

感情を押し殺して、あくまで冷静に掛けたら、意外と勝てます……よ。

 

ちなみに…
前回の結果は、トータルと大小のコラボがけが当たり、5600ドル(約8万円)の勝ちでした。

ここまで見て頂きありがとうございました。