ゴリラの吐息【京都:京都市動物園】

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ゴリラの吐息が聞こえたようでした。
食事の最中に、ガラス越しに見てくる妙な生き物(人間)たちに
『何見てんだよ』と言わんばかりのこの視線。そのあと『フー』と吐息が聞こえたような気がしました。

狭さを逆手に取った京都市動物園

京都駅からのアクセス

そんなゴリラの吐息が聞こえた京都市動物園は、京都市左京区の岡崎エリアに位置します。近くには平安神宮や京都市美術館、ロームシアター京都(旧京都会館?)等の観光スポットが複数あり、比較的訪れやすい場所。

京都駅から、清水寺・銀閣寺行きの100号系統のバスで岡崎公園動物園前まで30分程度で到着します。 (京都駅前のバス乗り場は常に行列が出来ていますが、10分おきくらいにバスが来るので大丈夫です。)

狭さを生かしたニューアルオープン

開園100年を超え、日本で2番目の動物園を誇る歴史のある動物園だそうですが、設備等の老朽化や、動物園としてはけして広くない敷地面積・動物たちの見せ方も考え「近くて楽しい動物園」をコンセプトに2015年にはグランドオープンしたそうです。

敷地の狭さは、展示できる動物の数に制約があるなどネガティブなイメージを持ちますが思いますが、実際訪れてみると、特定の動物を見た後歩いてすぐまた別の動物に会えるという、「狭さ」を「近さ」に変えた魅力を感じます。

動物を見るのはやっぱり楽しい

キリン

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    足をハの字にして草を食べる

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    キリンはやっぱり大きい

当日正面エントランスから入園した私が、まず出会った動物はキリンでした。
エントランスゲートをくぐった後、何も考えずうろうろしていると視界の端で大きく動くものが。柵のぎりぎりまで来て草を食べているキリンの姿が見えたので、走って見に行ってしまいました。

久しぶりに生で見るキリンは大きいです。地面付近に生えている草を食べるには自慢の長い首でも難しいらしく、長い脚をハの字にしてかがむようにしながら草を食べていました。一頭がそうやって草を食べていると別のもう一頭もおなかがすいたのか、近くに寄ってきて、同じように地面付近の草を束始める姿に、出だしからドキドキしっぱなしです。

フラミンゴとミーアキャット

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    フラミンゴ(足細っ!)

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    窓越しのミーアキャット

そのすぐナナメ後ろにはフラミンゴエリア。オレンジ色や薄いピンク色の体をしたフラミンゴたち。ただじっと立っているもの、水を飲むもの、時折羽根を広げ、飛ぶしぐさをするものなど数十匹のフラミンゴが思い思いに時間を過ごす姿を見るのはずっと眺めていられるほど楽しいです。

印象に残る動物は一期一会

ゴリラの圧倒的な魅力

窓越しに並んで立つレッサーパンダ・水の中で微動だにしないカバエリアを通りたどり着いたのがゴリラエリアです。野外エリアにはおらず飼育小屋の中に入ったときに目に入ったのがちょうど餌を食べているゴリラの後ろ姿でした。キレイに手入れされた毛並みの奥に見える凄まじい広背筋に、まず目を奪われてしまいました。400kgとも500kgとも言われる握力を生み出す掌と腕、それらを支える上半身の筋肉が美しすぎてただただ見とれてしまう程です。

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    広背筋が凄すぎる!

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    目が合うとちょっと怖い

よく考えるとゴリラは草食動物。たんぱく質を摂取せずどうやってその筋肉を作り出し、また維持するのかさっぱりわかりません。そんなことを考えながら眺めているとエサが尽きたのか、別の部屋に移動し、エサ抱えて、また同じ場所で食事を始めました。
その一連の動作がどこか人間臭くて面白くジーっと眺めてしまいます。

そんなとき『何見てんだよ』と言わんばかりにこちらを向いた写真が、このページの一番最初の写真です。目が合うと少し心が通じたように思うのは人も動物も同じですね。

結局ゴリラエリアには一番時間を費やすほど、見入ってしましました。
その後ライオンエリアやゾウエリアに行きましたが、あまり活動的な状態ではなく、すぐ通り過ぎてしまいました。

どの動物に対しても常に活動的な状態を見れるわけではないということです。
訪れたタイミングに活動的だった動物たちが印象に残っていく。
これも一期一会ということですかね。

爬虫類のカッコよさ

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交尾をする亀と、我関せずのイグアナ

そんな中、全然活動的でもない微動だにしない状態でも楽しめたのが、熱帯動物館でした。亀や蛇・小さいワニなど、姿を見てるだけで何故かわくわくできるのは爬虫類特有の姿・形を持っているからでしょうか。

我々人間やゴリラ・キリンなど哺乳類とは明らかに違う固い皮膚(鱗?)に覆われた爬虫類は、外敵から身を守るために直接的に特化したその見た目に、純粋に見た目の格好良さを感じてしまいました。

京都観光の一つとして

動物園を一周するのに結局一時間強。けして見れる動物は多くありませんが、小さいからこそ動物を近くで見れる、京都市動物園で過ごす時間は、予想以上に面白かったです。 お寺や神社で見どころ一杯の京都。私はその京都観光の変化球の一つとして、京都市動物園を入れてみましたが、結果は大満足でした!

INFORMATION

住所 |
〒606-8333 京都市左京区岡崎法勝寺町 岡崎公園内
入園料金(一般) |
¥600
開園時間 |
3月~11月 9:00~17:00/12月~2月の期間 9:00~16:30
休園日 |
月曜日・年末年始(12月28日~1月1日)
リンク |
https://www5.city.kyoto.jp/zoo/